はい。すんで埼玉です。
今日はですね【世帯年収1,200万円の家探し2022】というテーマです。このコンテンツは世帯年収1,200万円前後の人に向けて話せればなと思います。
僕は今起業して仕事してますけど、元々サラリーマンだった前職時代のままで、妻と併せた世帯年収だとちょっと超えるくらいの感じでした。なので僕ら夫婦をイメージして話していきたいと思います。

〈世帯年収1,200万円の話〉

世帯年収1,200万円ってことは、夫婦共働きか、旦那さん一人が商社とか金融に勤めて、このぐらい稼いでいるタイプの夫婦だと思うんです。共働きの場合は700万と500万とか、600万と600万とか。まちゃが前職の時の年収だったら奥さんが年収800万円稼いでるみたいな(笑)

情けねえ〜(笑)

バリバリ稼いでる嫁さん貰う感じだね。
具体的にイメージするとね、世帯年収1,200万円って、手取りで言うと850万円くらいなんですよ。月あたりで言うとざっくり手取り70万円。

で、これは家族形態とか皆さんの趣味とかに異存するから、ここがいいですっていう結論をこれから僕は喋れないです。ただ、こういう世帯年収の人たちって東京が勤務地の人がやっぱり多い。埼玉で世帯年収1,200万円の仕事って、さいたま市役所のちょっといい出世した人達とか、あとは先生で行くかどうかとか。
ちなみに東京が勤務地ってなると、多くの人が東京に住んじゃうと思います。手取りで70万円ってことは居住費に仮に20万円入れても、ちょっとなんか行けそうな感じがするよね。余裕で行けちゃうかもしれない。

1/3とかですよね。

それはね目安でね。3割前後とか、人によっては20%前後とか、保守的な人は20%以下に収めたりする。そうなると70万円×20%なので14万。14万円くらいに収める。

〈突っ込む派と突っ込まない派〉

いろんな流派の人がいる。
ただいろんな方の家購入とかを見てると、一個分かれ道がある。それは「家にどれだけ突っ込む」か。
突っ込む派と突っ込まない派にまず大きく分かれます。どちらにせよ家の資産性は考慮するべきなんですけどね。

突っ込む派は投資を兼ねて買うパターンがある。例えば高くても値下がらなさそうな物件を買うとか、むしろワンチャン上がりそうな物件を買うとか。

逆に突っ込まない派の人たちは、家というものは投資ではなくてあくまで住むためのものだという考え。例えば元メンターの「ファイたま」さんは、2年前に浦和の築浅の中古戸建てを買うっていうある種保守的な選択をした。「ファイたま」さんは突っ込まない派。多分あの人ね、いこうと思えばいいの買えちゃうんですよ。具体的な言及は避けるけど(笑)
あとは浦和の「ゆーすけ」さんとかもどちらかというと突っ込まない派。あの人が浦和の家を買ったのは3年以上前。聞いたら驚くけどね、激安で買ってるんですよ!マジで!よう買えたなと。元々「ゆーすけ」さんって突っ込む派だった。で、東京の東側の新築マンション1回契約したけど、それを破棄して埼玉に住むって決断をしたんですよね。埼玉に住む人は比較的突っ込まない選択をしていると思う。

では、まず「突っ込む選択」を具体的に言いますね。世帯年収1,200万円あって、自己資金1,000万円くらいある夫婦は、いこうと思えば億の新築、いわゆる億ションも全然いけちゃう。自己資金がある程度あると金融機関はそこも評価します。しかも「三菱商事です」とか、「国家公務員です」とか、そういう大企業に勤めていて与信があると、年収も8倍どころかもっと借り入れができちゃう可能性がある。そうなると、こういう人たちって1億円のローンを組むことが出来るわけですよ。全員じゃないけどね。1億円ってなると例えば今売り出しているものだと、パークタワー勝どきの70㎡は余裕でいける。月の返済でいうとざっくり35万円くらいですかね。1億円の物件で管理費や修繕積立金、修繕の一時金とか固定資産税、都市計画税、諸々入れると月35万円くらい。となると払えないことはない、って捉える人もいるかもしれない。ただ、これ単純に月の手取りで考えると半分くらい消費してるじゃん?それはかけすぎだろうという見方もある。
要するに、世帯年収1,200万円って、選択肢の幅がめちゃめちゃ大きい。天井で言うと1億円くらいのローンを組めるは組めちゃう。それを組んでいいかどうかに関してはまた別問題。僕はどっちが良いっていう結論はもちろん出さないけど。

例えば、埼玉に家を構えたり、海浜幕張に家を買ったり、鎌倉に住んだりしている人たちを、「東京で家を買えなかった人」みたいな言い方を結構世間の人はする。ただ案外ね、僕がいろんな人と触れ合う中で気づいたのが、プチ郊外5,000万円前後ってありよという提案もしたいなと。ほとんどの人が東京7,000万円スタートで「家を探そう」っていうように言っちゃうんですけど。

この突っ込まない派の人たちは、ざっくり言うと5,000万円台をひとつ目安で見ている感じがする。例えば戸建てだと月14万円とか。管理費と修繕積立金がないからね。マンションだと16万円くらいのイメージ。戸建ての場合は十年ごとに壁修理したり屋根修理したり、そういう費用もかかるからプラスアルファはあるけれども。

この世帯年収1,200万円、手取り月70万円の人たちが5,000万円台くらいの家、月返済15万前後くらいみたいな感じで抑える選択がやっぱね!アリだな!っていうように思う。

居住費を手取りの20%に抑えると、どういう選択が持てるかっていうと、やっぱね!車ですね!僕が埼玉に住み始めて今、1年半。1年半経って思ったのが、車は絶対欲しくなる。
居住費を引いた残りの80%の予算の振り分けは、子供の教育資金積み立てとか、投資信託への投資とかもある。あとは旅行代。年に家族で3回くらい旅行に行こう、いやワンシーズンに1回、年4回行こうみたいになるとワンショット20万円でしょ。年80万円だから月あたりで言うと6万から7万くらい貯めるみたいなイメージになる。要するに手取りが8割残せるとですね、色んな選択肢が持てるということに気づいた
例えば僕だったらゴルフとかね、車、旅行。まちゃだったら服とか?嗜好品と言われるものね。逆に、手取り70万円の世帯が半分近くを居住費ってなると、結構制限も出てくる。いちいち行動する時に預金残高を見ないといけないみたいになりがち。

埼玉を選ぶ世帯年収1,000万円を超えているような人たちは、結構5,000万円くらいで家を買っている。そもそも5,000万円以上の家って埼玉にそんなないじゃん(笑)まあ、浦和とか川口とか大宮の一部のマンションはね、7,000万円とか1億円とかそれ以上もあるけど、ごくわずかですよ。

Twitterの人が「埼玉は上がった」「埼玉も高ぇな」みたいなことをよく言ってるんだけど、Twitterのマンションにうるさい人たちが「埼玉高ぇ」って言ってるのはね、ここの話してるから!ここだけ!(ピラミッド図の頂点部を指しながら)
Twitterでワーキャーうるさく「埼玉も坪400万か〜」「埼玉上がったな〜」みたいなことをイキって言ってる人、ここ!ここだけしか指してない(笑)残りはそんな高くないから!

〈突っ込まない選択〉

このコンテンツのメッセージとしては、世帯年収1,200万円の家探しとして、都心で億ぶっこむとか8,000万円とかいけるはいける。返済もできなくはない。というのが一つ。
もう一つとして、僕の個人的なオススメは手取りの20%くらい、すなわち5,000万円くらい。20%から25%くらいに収めて、こういう幅広の選択肢を持つ生活っていうのも結構良いよっていうのを言いたい。っていうのがこのコンテンツの一旦の結論。

ただ、億突っ込む人や手取りの半分をぶっこもう!みたいな決断はすごく勇気ある決断。
値上がりの確率も考慮して、都心1億円の物件が十年後1億2,000万円になり、郊外5,000万円の物件が十年後4,000万円になると仮定する。このギャップって3,000万円くらいあるわけじゃん?十年後を見たときに、都心で無理して払ってる方が、もしかしたら数千万円くらい売却益で得になる可能性もあるから。

だからどっちが良いっていう話をしているわけではなくて。

家買って家族で住んだらさ、そんなに早く引っ越せないわけじゃん。毎月の返済というのは絶対かかってくるわけだから、その月々の返済をカツカツにして将来のワンチャンに賭ける!というパターンも僕はあってもいいと思う。それで売却した益を持って、また別のところに住んだりとか、そういう選択肢もできると思うので。
ただ、月のキャッシュフロー的にカツカツじゃなくて20%前後で収める。それでゆとりを持って余暇にもお金を振り分ける。みたいな生活パターンを選ぶの人が埼玉には多いんだっていう感じ。

なので、今家を探している人ですごい困っている人多いと思う。どうしよう、みたいな。リモートワークもミックスで働けるような人も増えてきていると思うんですよね。そうなったらドアドア30分以内で着けるようなところに住む必要があるのかと考えるとも思うし、ドアドア1時間くらい見ると、大宮とかも東京駅だったら全然切るだろうし、色んな選択肢はあるからね。大宮だったら6,000万円ぐらいの予算になっちゃいますけど、プチ郊外でこのぐらいの年収でゆとり持って暮らすっていうのはやっぱり改めてありかなと。

ただ、億にチャレンジしてそれ以上のアップスタイルを狙うという攻めのパターンもあっていいと思う。どっちかっていうと攻めのパターンの方に人は寄っていってしまう気がする。そんなことないか。ま、どっちの流派がいてもいいんですけど、5,000万円の選択で広がるこの生活のゆとりがね、人生をプラスに持っていくんじゃないかと。

投資の観点で言うと、1億いくのと5,000万円いくのとで月の支払いが半分違うわけじゃん。半分違うから、その半分を投資信託に回すっていう考え方もあるよね。別に不動産だけが投資じゃないから。居住費は抑えて残りのお金で資産運用をしていくというパターンもある。これ年利5%で回せたらみたいなシミュレーション組んだら、案外、あれ?不動産じゃなくて金融資産にぶっ込んでおくのもありかなって。流動性も高いし。だって不動産ってさ、流動的な不動産を選びたいと言ってもなんだかんだ売るのに3,4カ月かかるわけじゃん。だから流動性は低いんだよ、そういう意味で。お金の場合は一瞬で終わるから。流動性の高さで言うと金融資産の方がやっぱり圧倒的に高いものなので、そういう考え方もできるかなというように思います。

〈最後に〉

【世帯年収1,200万の家探し2022】、突っ込む派と突っ込まない派に分けて喋りました!
僕がこの1年半埼玉住んで、いろんな発信を通じて出会う人は、こういうタイプ(突っ込まない派)の人が多いかなっていうことを伝えられればなと思います。
以上です!ありがとうございました!