はじめまして!すんで埼玉メンター・こん(@kon123konkon)です。

鴻巣を愛し、また鴻巣に愛された女。(自称)
埼玉県の中央に位置する鴻巣にて生まれ育ち、大学は実家から通いましたが、持って生まれた都心への憧憬を捨てきれずに
社会人1年目にして実家を飛び出し、埼玉南部〜東京23区内を引っ越しながら一人暮らしライフを謳歌していました。
そんな私も今や2人の子供の親。ふとしたきっかけで故郷の鴻巣に舞い戻り、子供との生活を始めてから
「あれ・・鴻巣、子育て世帯にとってめっちゃ住みやすい・・・?!」と感じることが多かったのです。
今回はごくごく一部とはなりますが「共働き夫婦に『鴻巣市』がおすすめな3つの理由」を解説したいと思います。

住んで埼玉

住んで埼玉社長の出生地でもあります

 

〜目次〜
どうして共働き夫婦に「鴻巣市」がおすすめなのか
【1】保育園事情が素晴らしすぎる
【2】教育ICT化
【3】自然豊かな住環境

 

え?鴻巣ってどこ、ですって?

中山道宿場町鴻巣宿として発展し、現在では東京住宅衛星都市としての性格を持つ。…(中略)…
「日本一高いピラミッドひな壇」や「ポピーの栽培面積日本一」など、ひな人形や花卉に関する日本一の記録を持つ。

出典:Wikipedia

つまり、ひな人形と花のまち。

 

交通利便性については言及しません

鴻巣駅はJR高崎線の快速停車駅です。
JR高崎線の線路を利用する湘南新宿ライン・上野東京ラインの利便性については言わずもがな。
日本を代表するオフィス街や歓楽街にダイレクトでアクセスできる交通利便性は素晴らしいです。
「1時間で新宿・東京の両方に行けます!」という点をアピールしても良いのですが、それだと他の沿線自治体との差別化にならない。
(何なら鴻巣よりも都心部に近い上尾や土呂などの方が便利です。完敗です)
そのため、交通利便性は除外してお伝えしていきたいと思います。

1.保育園事情が素晴らしすぎる

令和2年4月1日時点での待機児童はゼロ人です。
更には駅ビル(エルミこうのす)に「保育ステーション」と「病児保育施設」があります。

保育ステーションと病児保育施設

手前側が病児保育施設。奥が保育ステーション

保育ステーション

保育ステーション。この奥には小規模保育所LITTLE ANGELがあります

鴻巣駅前の保育ステーションにて、朝、保護者からお子様をお預かりし、専用バスを使用して(中略)市が指定した幼稚園、保育所、認定こども園、小規模保育施設及び事業所内保育施設へ送迎します。

出典:鴻巣市公式HP 保育ステーション事業

病児・病後児保育とは、保護者の就労等及び病気またはケガのため、病気等にかかっている児童の集団保育等が困難な場合、かかりつけの医師の指示のもと、適切な処遇が確保される施設において、一人ひとりの体調に合わせて一時的にお預かりする事業です。

出典:鴻巣市公式HP 病児保育について

保育ステーションについては、令和3年度より利用料金が従来の半額になり(現在は月単位利用・往復送迎で3,000円)、利用できる園の数も大幅に増えました。
駅前に住んでいる方が駅遠の園に預ける際、一度駅から遠ざかって子供を預け、出社のためまた駅に戻る・・という非効率な動きをせずに済み、
また駅遠に住む方は自身の出社のために駅に行くがてら、子供を送り届けることができます。
(さらに送迎時に車を使う方は、エルミこうのすの駐車場を利用すれば大雨であっても濡れない!)
病児保育は送迎サービス付きのため、万が一園に子供を預けている間に子供が体調を崩しても、駅ビル内の施設に子供を送り届けてくれそこで預かり保育をしてくれるため
パパ・ママが慌てて仕事を切り上げてお迎えに行く必要もありません。 ※事前に同意書の提出が必要です。
この2つ、めちゃくちゃ共働き夫婦の味方です。良すぎて人に教えたくなかったくらいです。笑

2.小・中学校の教育ICT化で学校との連携がスムーズに

教育ICT化の全貌については、こちらのサイトがよくまとまっています。
鴻巣市学校教育情報化推進計画(案)
令和3年度より、市内の小・中学校の生徒に対し【1人1台】のノートPC支給が開始されました。
自分のPCを使った個別自己学習や、海外の子供とのオンライン交流(!!)も出来るとのこと。
また、PC支給と同時に校内SNSを使った出欠連絡や、学校だよりの閲覧などもオンラインで可能になるそうです。
従来の紙に依存した連絡方法ではどうしても「見落とし」が発生したり、子供がプリントを渡しそびれたりと
重要事項の伝達に抜け・漏れが発生しがちでしたが、オンラインで学校関連の情報に触れられるのであれば
日々多忙な親たちも時間・場所を問わずに確認ができる。まさに令和時代の学校のあり方ですね。
そして鴻巣市はこんな教育ICT化のPR動画も作っています。(鴻巣市立鴻巣中央小学校で撮影したようです)

ちなみに、こういった「1人1台PC支給」は「GIGAスクール構想」という名前で文部科学省が押し進めています。
教育ICT化を広げ、多様な子供たちに個別最適化された創造性を育む教育を提供する、という大掛かりなプロジェクトです。

3.自然豊かな住環境。公園面積は県内トップレベル

鴻巣といえば、あまり知られていませんが「公園が多い」です。
もともと3つの市町(鴻巣市・吹上町・川里町)が合併してできた市であるため、市全体としての面積も広め。
鴻巣市のセントラルパークこと「おおとり公園」をはじめ、「鴻巣公園」「せせらぎ公園」「川里中央公園」など
特筆すべき公園がとても多いのです。

せせらぎ公園

鴻巣市役所近くにある、せせらぎ公園。噴水があり、水の音が皆を癒してくれます

せせらぎ公園機関車

園内には機関車も!

おおとり公園

こちらは鴻巣のセントラルパークこと、おおとり公園

夏場は水遊びもできます!

SUUMO

SUUMOの「公園面積が広い街ランキング」埼玉県版で9位入賞

公園が多いと、土日や休日の子供達との遊び場にも事欠きません。
さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、学校関係が軒並みお休みとなってしまった2020年の春。
子供達の室内の遊び場は封鎖され、お友達にも会えず、親たちは慣れない在宅勤務で戸惑いながら過ごしていた頃
鴻巣市在住の多くの親たちがこの「公園」の存在に救われたと思います。
大型公園のみならず住宅街には小さな公園が点在しており、在宅勤務の合間を縫って子供を外に連れ出すことも可能でした。
ステイホームが長く続き、ストレスがたまった子供たちも、公園を走り回ることで発散することができました。
自然に近い場所で子育てができる街、鴻巣市。お越しの際はぜひ公園巡りをしてみてくださいね。

ということで、「共働き夫婦に『鴻巣市』がおすすめな3つの理由」についてお話をして参りました。
保育園事情、教育環境、自然豊かな住環境。3つに共通しているのは「子どもに優しい」という点でしょう。
鴻巣に住まう方のために、住まう方が暮らしやすいように。そして、鴻巣という街で多くを学び社会に羽ばたいていく
子供たちに感謝と敬意を表し、子どもたちにとっても素晴らしい街であるように。
そんな、ほんわかとした温かさと気配りを感じる制度や街づくりであると感じます。
都心住まいに疲弊したご夫婦(と、そのお子様)をそっと癒す郊外のまち。それが「鴻巣」らしさかなぁと思う今日この頃です。

この記事を読んでいただき、少しでも「鴻巣」というまちに興味を持ってくださる方が増えれば嬉しいです。
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